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何気に知らない身近なものを発見する

1. 日本人はビール好き

黒ビール
こちらがスタウトという黒ビールです
ラガービールとはまったく違う味です。普段ビールが苦手な方でもいけるかも?!

みなさんお酒は好きですか?
この春から新社会人になる方も大学生になる方も、遅かれ早かれ“飲み会”に行く機会は増えることと思います。そこで、必ずといっていいほど出てくるのが「ビール」。ビールは日本だけに限らず、世界中で親しまれているお酒です。少し古い資料ですが、2003年の世界でのビール消費量はなんと147,164kl!そして、その中での日本のビール消費量は6,532klで世界の主要国家25ヶ国中、堂々第7位なんです(2003年 キリンビール株式会社調べ)日本は実はかなりのビール大好き国家ということがこの結果から伺えますね。
そんなビールですが、皆さん具体的にどんな原料を使い、どういう行程を経てビールが出来上がるがご存知ですか?これからよく飲む機会がある物ならば、ある程度そのものについて知るということはとても大切なことです。もちろん大切ということもありますが、それよりもよりよく知ることによってもっとビールを楽しく飲めるようになれたらいいですよね。実は私も「お酒は好きだけれどもビールだけは、、、、」というほうだったのですが、たまたま機会がありまして今回意を決して「ビールと触れ合う!理解して楽しめるようになる!」ということで茨城にある木内酒造に“ビール作り体験”に行ってきました。

2.知らないことだらけ

木内酒造
長い歴史を感じさせる風格のある門構えです。

ということで、東京から約1時間半ほどかけてやってきました、木内酒造。非常に立派な建物で大正から続くといわれるその風貌に圧倒されました。そして受付を済ませ、いざ作業場へ。今回は平日に行ったので私たち以外は体験者はおらず、丁寧に作業を教えていただきました(休日ともなるともう、予約でいっぱいなんだそうです)。ここではエールビールを造ることができるそうで、今回はたくさん味見をした結果「スウィートスタウト」という黒く、よりホップが強く、甘味のある、芳醇で原麦汁濃度の高いビールを作りました。初めてビールの原料として何種類もの麦芽を混ぜ、苦味と匂いつけの“ホップ”というものが草であるということを知りました!本当に、今まであんなに飲んでいたものなのに知らないことだらけでしたね。ちなみにこのエールビールとは、日本でおなじみのラガーとはまた少し違う作り方をするビールだそうです。本当に自分のイメージしていた今までのビールとは違っていて飲んだときには本当に驚きました「これがビールなの?!」という感じですね。

ビールの原料である麦芽のリスト
ビールの原料である麦芽のリスト
これらをうまく配合して作りたい風味のビールを造ります
砂糖を入れる
今回作っているスウィートスタウトには更に甘み成分を足します。昔お砂糖などをビールに足して飲む習慣があったところの習慣がベースでこのスウィートスタウトは誕生したそうです。ビールにお砂糖って・・・びっくり!

コチラの工房には遥か彼方のカナダからおいしいビール作りを学びにいらしている方もいたりと、非常に国際色豊かで、それほどビールが魅力的な飲み物であるということを改めて実感しました。(実はこちらの木内酒造の地ビールは世界コンテストで賞を取ったこともあるくらい有名なものなんだそうです!)お話によると、こちらの体験に参加される方というのは多くがリピータであったり、口コミでビール好きの方達が全国津々浦々からくるそうなんですね。中にはご自分の結婚式での引き出物として自分が作ったビールを振舞う方もいたとか。そんなビールですが、世界中に80種類以上もあるってご存知でしたか?まさにビールというのは本当に大きな「枠」でしかなく、その中には様々な手法、材料、そして発行方法があり、もうただ「苦いんだもん。。。」という理由でビールに興味を示さなかったことを後悔する位、知れば知るほど味ものどごしも違って本当に楽しめる飲み物なんですよ。ちなみにコチラで体験で作ったビールは約3〜4週間後に無事出来上がって配送されるそうです。出来上がりが楽しみです。なんていったって世界にひとつしかない自分たちの手で作ったビールですからね!

3.体験を通して知るものこそ“本物の知識”

ビールを煮込む
しっかりと煮詰めます。
おいしいビールになりますように・・・

今回はたまたま、ビール作り体験をクローズアップしましたが、これと同じようによく知っているけど、実は知らないものってたくさんあります。身近にあるものほど、あまりにも当たり前に感じてしまいそのもの自体を「知る」ということがないままいってしまいがちです。ですが、ある意味それはもったいないことなのかも。特に「好きなことも、興味のあるものもない」といって悩んでいる方とお話しすることがありますが、ぜひこう言いたい!「世の中は知らないことだらけ。自分が知っているもののほうが確実に少ないのだからどんどん自分で機会を見つけて新しいものに触れてみて!」
実は最近、本当に自分がやりたいことしかしたくないという考えの方は情報社会が進むにつれ増えているそうなんですが、やりたいことも、自分が好きなこともまずは触れてみないとわからないものなのかもと思うと、若いうちは水を飲むかのごとく、様々なものをえり好みせずに飲み込んでいくほうがきっと生涯大切にしたいと思うものを見つけられるのではないかと思います。ぜひ、みなさんも時間があるうちはどんどん使っていろいろなことにチャレンジしてみることをお勧めします。「何気に知らない身近なものを発見する」これは人生を充実したものにするひとつの秘訣です。

今回取材にご協力していただいた木内酒造のみなさま、そして東京大学の学生のみなさま
誠にありがとうございました。

 

今回取材にご協力いただいた木内酒造さまのHPはこちら
http://www.kodawari.cc/top.html
お問い合わせ先は
TEL:029-298-0105
FAX:029-295-4580

記事担当:酒井
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